【企画展】蔵重信隆写真展 昭和の鉄道風景―蒸気機関車の走っていたころ
町田市フォトサロンでは冬の企画展として、蔵重信隆写真展「昭和の鉄道風景-蒸気機関車の走っていたころ」を開催いたします。
日本で最初の鉄道は、1872年(明治5年)新橋〜横浜間で開業、2022年に150周年をむかえました。その間、鉄道は交通の手段としてだけではなく、地域の生活と文化の一部として欠くことのできないものとなっていきました。
今回の写真展では、長らく日本の鉄道を支えた蒸気機関車がその役割を終えていく、1960年中ごろから70年代にかけての様子と、当時の鉄道に携わる人々や利用する人々をとらえた写真をご紹介いたします。
本展の作者、蔵重信隆さんは、大学在学中に本格的に鉄道写真をはじめ、蒸気機関車を追って国内外を撮影、現在まで鉄道の撮影と発表を続けています。展示写真には、蔵重さんが撮影当時に記した記録をもとに解説をつけています。文章を写真にあわせることにより、写真の持つ記録性を確かなものとして、理解を深めること手がかりになっています。また、蔵重さんがカメラを通して向ける蒸気機関車と風景、人びとへの眼差しが、写真を見る人を当時の世界にいざなってくれます。
本展が日本の鉄道の一端を知り、ご覧いただいた方の鉄道と鉄道にまつわる生活の記憶に触れる機会になれば幸いです。
蔵重信隆写真展「昭和の鉄道風景-蒸気機関車の走っていたころ」
会期:2024年1月13日(土)~2月12日(月)
会期中の休館日:火曜日
開館時間:9時30分~16時30分(入館は16時まで) 入館料:無料
会場:町田市フォトサロン2階展示室
主催:町田市フォトサロン
管理運営:NPO法人ワークショップハーモニー
展示点数:70点(予定)
会期中のイベント
ギャラリートーク
本展の作者、蔵重信隆さんから撮影当時の様子を伺います。
日時:1月21日(日)14時から(90分)
参加費:無料(直接会場まで)
お問い合わせ(町田市フォトサロン)
電話:042(736)8281